飛行訓練
飛行訓練

主に小型ヘリコプターを用いて、操縦士ライセンス取得のための飛行訓練をしています。

操縦士コメント:F社 K.I
資格取得は当然のことながら、採用される各組織の求めるレベルまでの教育が必要不可欠です。訓練生個々の能力に合わせて訓練計画を立て、必要とされるレベルまで丁寧に教育をすることが求められています。

送電線巡視
送電線巡視

国内各電力会社はヘリコプターを利用し、定期的に送電線の点検をしています。

操縦士コメント:S社 H.Y
人々の生活に必要なライフラインとしての送電線や鉄塔、その周辺の安全確保を目的とした、公共性の高い業務です。送電線に沿って低空で飛ぶことや、山岳地での飛行が多いので、気流や雲、霧などの天候や障害物に対応して、安全な飛行ができることを求められます。

空撮
空撮

映画、TVコマーシャル、TV企画など様々な分野で、ヘリコプターを利用した撮影が行われています。

操縦士コメント:N社 T.I
良い映像を撮影するにはまず事前打ち合わせにおいて、カメラマンがどのような絵を必要としているかを知ることから始まります。そして当日の天候(特に日照、風、気流)をカメラマンに説明したうえで、ヘリコプターが実際にどのように飛行できるのかを伝えなければ離陸はできません。カメラマンとのコミュニケーションが第一です!

測量
測量

防災地図など精密な地図作成などにヘリコプターを利用した測量が行われています。

操縦士コメント:A社 Y.N
北海道から九州まで全国を飛び回り、主に地図作成データの取得をします。全国を飛行することができるのでヘリの操縦士としては、貴重な経験を積むことができます。一日に6時間近く飛行することもあり正確な飛行を続ける根気強さも求められます。出張も多く、日本各地を飛び回れるのは楽しいです。

報道
報道

国内主要テレビ局、地方テレビ局は、民間ヘリコプター事業会社と契約をし、報道のヘリコプターの運航をしています。

操縦士コメント:A社 Y.A
ニュースや番組のためのフライトを専業とします。災害や事件・事故の報道取材をはじめ、ドキュメンタリー等の番組の空撮のため防振カメラを装備した機体を使用し空から様々なミッションに挑みます。操縦士としてだけでなくカメラマンとしての眼も求められます。テレビなどで自分の飛行したニュース映像を見ながら研究の毎日です。

人員輸送・旅客輸送
人員輸送・旅客輸送

山岳地などヘリコプターでなければアクセスできないところへ、人員を輸送しダムや発電所などの管理に貢献しています。また、VIP、海洋資源開発などの旅客輸送などの業務もあります。

操縦士コメント:A社 H.K
ヘリコプターでなければ行くことのできない場所などへ、お客様を安全に輸送することを第一に考えています。山岳、洋上など天候判断の難しい場面もありますが、それだけにやりがいを感じます。

ドクターヘリ
ドクターヘリ

全国39道府県に48機(2016年12月現在)のドクターヘリが配備され、民間ヘリコプター事業会社と契約をし、ドクターヘリの運航をしています。

操縦士コメント:A社 Y.K
救命救急は時間が勝負です。しかしながら時間に追われてミスをしては元も子もありません。医師、看護師、地上の消防隊と連携をとりながら最善の選択をして運航に当たります。学校の校庭、公園、空き地など障害物の多い場所での離着陸をしなくてはなりませんので、経験、技量ともに磨いていく必要があります。

物資輸送
物資輸送

送電線鉄塔建設など、物資をヘリコプターで輸送し、社会のインフラ整備に貢献しています。また、交通機関の絶たれた災害時には物資の輸送に活躍します。

操縦士コメント:N社 M.O
陸路の無い場所への物資輸送はヘリコプターでしかできない仕事です。お客様としっかり打ち合わせをして大切な荷物を安全確実に届けます。山岳地や離島での飛行作業も多く天候判断には頭を悩ませますが、この作業でしか考えられない大自然を経験する醍醐味は、他では味わえません。北海道から沖縄まで全国の大自然が待っています。

防災ヘリ
防災ヘリ

道県保有のヘリコプターは、40機(38道県)にのぼり、内35道県は民間ヘリコプター事業会社へ運航を委託しています。

操縦士コメント:A社 D.Y
全国に配備される防災ヘリは、国民の生活を守る上でなくてはならない存在です。山岳救助、水難救助、林野火災、医療搬送などバラエティに富んだ業務に対応できる技術と、人命の掛った場面でも冷静に判断のできる精神力が求められます。いつでも出動に備えられるよう心身ともに準備をしています。

遊覧飛行
遊覧飛行

観光を目的として街並みや夜景などを楽しむ方々のために運航します。

操縦士コメント:F社 K.I
ヘリコプターに始めて搭乗される方も多く、飛ぶことに対して不安を抱いている場合にも安心して景色を楽しんで頂ける様に心掛けています。可能な限り安定した飛行を行うことが求められ、加えて観光名所をより魅力的に楽しんで頂くための工夫も操縦士の腕の見せ所となります。

視察・チャーターフライト
視察・チャーターフライト

上空からの現地調査などの為に運航します。

操縦士コメント:F社 K.I
毎回異なる場所への飛行となり、付近の状況や飛行経路に対して配慮が求められます。お客様がどのような目的で視察をしたいのか、またその現場をどのように上空から確認すると良いのかをしっかりと打ち合わせる必要があり、コミュニケーション能力も必要とされる業務です。